みなさんは寝ている時に「歯ぎしり」していませんか?
歯ぎしりとは、寝ている時にくいしばったり、歯をギシギシとこすり合わせてしまう事です。
この歯ぎしりはお口の中のトラブルの原因になると考えられています。
主なトラブルとしては
①歯がすり減ってしまったり、割れたりすることがあります。
②歯周病の悪化を招くことがあります。
③歯の詰め物が割れたり、ヒビが入ってしまうことがあります。
④顎関節症の原因になったり、悪化を招く可能性があります。
⑤顎が疲れたり、頭痛や肩こりの原因となることがあります。
また歯ぎしりが原因で、
歯根膜(歯根と歯を支えている骨との間にある薄い膜)に炎症が起きて歯茎の腫れや痛みが起こることがあります。
歯ぎしりの原因は主にストレスの解消や日常の無意識による癖だと考えられています。
歯ぎしりの治療で最も一般的な方法はマウスピースを装着することです。
このマウスピースのことを「ナイトガード」といいます。
例えば、夜間に歯ぎしりをしてしまっている方は、睡眠時にナイトガードを装着することで、歯にかかる歯ぎしりによる負担を軽減することができます。
一緒に寝ている方に歯ぎしりが聞こえると言われた方は是非かかりつけの歯科医院に相談することをおすすめします。