最近なぜか、口内炎ができちゃってなかなか治らない!
という話をよく聞きます。
まず口内炎と聞くと、食事中や就寝中に間違えてほっぺたや舌を噛んでしまってできるケースがあげられます。
これは機械的損傷によってできる口内炎で、カタル性口内炎と呼ばれています。
もし頻繁に同じところを噛んでしまったりするのであれば、
被せ物や噛み合わせが合っていなかったりする場合もあるので、一度診てもらうのもいいかもしれません。
特に身に覚えのない口内炎ができているようであれば、
免疫力の低下や栄養バランスの乱れからくることが多いです。
免疫力の低下によってできてしまう口内炎はアフタ性口内炎と呼ばれ、多くは2~10ミリくらいの白い潰瘍ができます。
普段は悪さをしない私たちの体内にいるウイルスが、
免疫力が下がることによって活動的になってしまい、口内炎としてあらわれてしまいます。
だいたいは1週間~10日ほどで治っていきます。
食事の好き嫌いや栄養バランスの偏りも口内炎の原因の一つです。
特にビタミン不足は皮膚や粘膜の健康維持に大きく影響してくるので、ビタミンB2が重要といわれています。
他には、ホルモンバランスの乱れによっても身体の免疫機能が低下して口内炎ができやすくなります。
口内炎ができてしまった場合、まず原因を考え、それに合った対応策をしてあげることが早く治す第一歩になります。
◆お口の中を清潔に保つ
これは、口腔内環境を清潔にして維持することは細菌の繁殖を抑えることにつながるので
口内炎ができないよう予防をする場合、1日複数回うがいをするようにしましょう。
そして口内炎ができている時も、口の中のうるおいと清潔さを保つために、水やうがい薬でうがいをするのをおすすめします。
◆口腔内に強い刺激を与えない
これは、辛いもの酸っぱいものなど刺激物を摂取することで傷口を刺激するようなことは避け、歯磨剤も刺激の強いと感じるようだったら一時中断しても大丈夫です。
◆栄養バランスを考える
特にビタミンB2を多く含んでいる食材は
うなぎ、レバー、卵、納豆、葉菜類などの食材に多く含まれているといわれています。
そしてビタミンBは水溶性であるため、熱には強いですが水に流れてしまう特徴があるため、洗いすぎないようにしたり、煮汁ごと使える料理にしたりするのがおすすめです。
口内炎ができてしまうと、普段の食事だけでなく日常的に痛みを伴うケースも多い為、
すごく不便を感じますよね、、、
生活習慣の乱れや病気などいろいろな原因があると同時に、
口腔内環境が大きく関わっているので、清潔に保って原因にあった対処を心がけましょう!